労務管理
労務管理とは、人事を除いた労働者(従業員)の管理にかかわる業務のことです。具体的には各従業員との労働契約の管理、就業規則の策定、労働組合との交渉、就業・退職手続き、賃金の算定と支払い、福利厚生に係る業務、労災への対応などが該当します。
労務管理の分野で弁護士が行う業務としては、労働契約・就業規則策定の助言や代行、労務管理に関わる行政手続についての助言や代理、従業員や労働組合との交渉での助言・代理、労働紛争への対応などが挙げられます。
「ブラック企業」という言葉が定着し、労働問題への注目が集まっている昨今、労働紛争を予防し会社の信用を維持するために、労務管理の充実はますます重要になっています。
金銭トラブル
まず、借金の返済に困っている場合には、「債務整理」をすることで、生活の再建を図ることができる場合があります。「債務整理」には、「任意整理」や「個人再生」、「自己破産」、「過払い金請求」があります。
また、よくある金銭トラブルとしては、個人間の金銭貸借契約をめぐるトラブルや、お店と消費者の間で起こる債務不履行に起因するトラブルがあります。金銭トラブルを解決するには当事者間の話し合いが第一ですが、当事者間の話し合いに相手が応じてくれなかったり、双方の主張がかみ合わない場合には、調停や裁判に進むしかありません。
弁護士はご相談者様に寄り添い、ご相談者様の正しい利益を守るためのサポートをいたします。
交通事故
交通事故においては、事故後混乱している状況下で、相手方との話し合いにより、賠償等の事項を決定しなければなりません。この話し合いには、当事者だけでなく、双方の保険会社が関連する場合もあり、過失割合や後遺障害等級をめぐる複雑な話し合いとなることが考えられます。
また、交通事故においては、然るべきタイミングで、然るべき手続きを行う必要があり、機会を逸してしまうと、被害者自身が不利益を被る恐れがあります。例えば、どれくらいの後遺障害が残るかまだ分からない状態(症状固定ではない段階)で示談交渉を始めてしまい、被害者側が不利益を被ることも少なくありません。
交通事故の解決には経験と知識が欠かせません。交通事故解決でお困りの際は弁護士までご相談ください。
離婚
離婚は、これまでの夫婦の生活を全て終わらせることを意味します。
そのため、離婚を行うためには、これまでの生活により取得してきたもの全てを、分配する必要があります。そして、この財産の分配には、夫婦間での話合いや考慮事項など、法律的な手続きが多く存在します。
また、配偶者の浮気や不倫が発覚したケースなど、どちらか一方に離婚の原因がある場合には慰謝料請求も考えておく必要があります。実際に慰謝料を請求するとなると、慰謝料額が過去の判例や法律に照らし合わせて適当なものか専門的な知見から判断する必要もあるでしょう。
いずれにしても、離婚に至るまでの手続きは簡単なものではないため、早い段階から弁護士に相談することをおすすめします。
相続
ご家族が亡くなったら、葬式等の準備とともに、相続についても頭に浮かぶことでしょう。
相続は、これを放棄する場合にも手続きが必要となるため、誰もが相続手続きを経験する可能性があるといえます。しかし、こうして身近なものでありながら、相続手続きには様々な制度や形式が細かく定められており、複雑な手続きになっています。
あまり考えないままに相続してしまうと、財産を得られるどころかむしろ負債を被ってしまう可能性もあります。また、相続にあたっては、税金がかかることもあります。
相続手続きについて信頼できる弁護士に依頼することで、相続手続きが円滑に進められるだけでなく、万が一の「争続」にも備えることができ、安心です。
その他の法律問題
弁護士が業務として取り扱っている法律問題は数多くあります。具体的には、会社設立、株主総会の運営、取締役や監査役就任といった企業法務、給与や残業代の未払い、不当解雇、ハラスメント被害といった労働問題、傷害事件や痴漢事件といった刑事事件などがあります。
法人の問題であっても個人の問題であっても共通しているのは、その問題の解決には「法律」が必要であるということです。法律に基づいて解決していけば何ら問題はありませんが、法律に基づいていなければ、その時点で解決したとしても、後から問題が再発生する可能性もあります。
弁護士は法律を用いてトラブルを解決いたします。問題解決後の人生も考えてご相談者様のサポートに尽力させていただきますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。